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次論公論

 
26
 
経団連が企業献金廃止の方針を取りまとめたようだ。

以下は日経ネットより。

経団連、献金関与を中止 政策への影響力どう示す

 日本経団連は今年から企業・団体献金への関与を中止する方針だ。3月上旬にも正式に決める見通しだが、「献金なき経団連」は政策への影響力の源泉をどこに見いだしていくのか。5月に船出する米倉新体制にとっても重い課題となる。「現在の方式の政治献金がよいかどうかを議論しよう」。24日午後、御手洗冨士夫経団連会長は会長・副会長で構成する懇談会でこう切りだした。経団連は2004年に政治献金への関与を約10年ぶりに再開。税財政など10項目の主要政策を対象に、民主、自民両党の取り組みを「A」~「E」の5段階で採点し、それをもとに加盟企業が献金額を決める仕組みを続けてきた。08年は民主党に1億円強、自民党に27億円弱が渡った。(07:00 日経ネットより)



今日本は、大きな変革期であろう、またその象徴が政権交代でもあった。

自民党⇒民主党政権へ

対米隷属⇒中国にもう少し接近し米中との距離感を測る外交へ。

外需頼み⇒内需主導へ。

コンクリート⇒人へ。

食料輸入でまかなう⇒自給率アップへ。

大企業優遇⇒中小零細保護へ。

ざっと見渡しても、これだけの大きな方針転換を国として舵をとり、切り替えようとしている。そんな改革半ばでのトヨタ叩きも、経団連の献金廃止も驚くに値せず、上記のような変化の最中であれば僕は「自然」だと捉える。

そして僕はこのブログで一貫して主張しているのは

量⇒質へ。

と言っている。使えるものを捨てて、新たに買い換える。これが高度成長期であれば美徳であったかもしれない。だが今は成熟しているのだ。現状に満足もしていないが、明日のご飯に困る訳でもない。こんな方々が多数を占める時代だからこそそれに合わせて僕ら小売店はニーズを把握し業態を選択せねばなるまい。僕はまたこんなことにも警鐘を鳴らしてきた。それは

拝金主義や

商業主義の弊害だ。

お金は大切だが本来の目的を忘れてお金を稼ぐことが目的になってしまってはお金に振り回されますよ。と言ってきた。そして僕ら商売人は原価の上に大なり小なり利益を乗せてお客様に商品提供する。そんな僕らだからこそ、自社の利益よりお客様の満足を追求しなくてはいけない。だがお客様の満足より自社の利益を重視した会社を一般の消費者を今現在支持しシェア8割を眼鏡業界の場合は占めている。これはどうしたことか?と僕は考える。

ここで消費者の心理に立ってみよう。消費者は高い眼鏡が安くなり、それは代金の差程には違いを感じない。価格の差程には品質が大差無いなら1円でも安く。この消費者としての自然な心理を追求しそして僕ら業界人はそのニーズに応えようと眼鏡一式単価を下げることに終始した。だがそのしわ寄せは最初は取引先の値引き交渉に始まり、社員の人件費の削減につながる。そしてその行く末は人の定着率の低下になり、半製品である筈の眼鏡をほぼ製品であるかのように、パッと検査し、パッと加工し、サラッとフィッティングして完成品のようにお客様に提供する。だが当初はまだ職人と呼ばれる方も居た、だが、その方々も定年でリタイアされたり、安い給与や待遇に嫌気がさして退職される。それでも経営者は事業を継続しなくてはいけないから、なんとかシステムで半製品⇒製品にならないかと試行錯誤する。だがその答えはどこの量販店の経営者も答えは出していない。いやイワキさんは僕に言わせれば気付いているのであくまでも単価を下げて満足度を上げようとしている量販店の経営者は、と言い換える方がより正確だ。ともかく職人さんは育てなければ一方的に減っていく。ならばその穴埋めを経営者の多くは物販化という魔法で解決しようとした。だが僕に言わせれば魔法はまやかしに過ぎず賢い消費者ならきっとその魔法に見せかけた手抜きを見抜ける筈なのだ。だから僕は全国で頑張っておられる職人さんを応援する意味でもこのブログを書き続けている。

差別化が難しいというなら両眼視機能検査をしてみてください、元牛丼屋の店長あがりの素人でも出来るくらいに最近は検査論や処方のさじ加減が確立できていますよ。とこのブログでご案内させてもらっている。

ここで不思議に思う読者はいらっしゃらないだろうか?これは僕もこの業界に入ってみて不思議に思ったのだがそれはどんな疑問だろうか?それは以下の通りだ。

「差別化差別化って皆連呼するけど、本当に職人で圧倒的技術で量販店との差を見せ付けられるのなら、それだけで充分に差別化じゃやない?別に焦る必要ないじゃん。」

と思った。これは業界に入ってしばらくしてから分かったことだが、この業界には職人面した職人風の眼鏡士は数多く居ても、実際に誰も真似出来ない程の技術を持った人はそうは居ないということだ。だから今まで半医半商のイメージの上に胡坐をかき、技術を磨かずとも競争さえしないで飯が食えた。それが眼鏡業界でだからこそ、あっという間に業界内でシェアを量販店に奪われたのだった。現に未だに職人としての地位が確立されている方々は、いくらチェーン店が出店攻勢をかけてきてもびくともせず地域に愛されているのを僕は見た。チェーン店も良い品を作れない構造的な問題は抱えているが、既存の専門店に問題が無かった訳ではなく。実は問題ありありだったと解釈するのが現実で冷静な分析だと思う。

では僕はどうなのだろう。僕はこれも何度もこのブログで言っているが経験も浅く、決して職人とは言えるレベルにない。だがそれでも僕のより所は、両眼視機能検査で、これにすがってこの5年間お店を切り盛りしてきた。僕でも出来るから有料眼鏡店はともかく、苦戦している方々はやってみたらどうだろう?と提案している。

要は職人ではなくとも差別化がこの検査方法を実践すれば覚悟は求めるが、その覚悟さえあれば実現できて、一方、この間の記事でお伝えしたように既存の量販チェーン店にはそれを実現出来ない構造的な問題を抱えていると僕は思っている。

量販店等は規模が大きくなればなる程に方針転換は難しく、個人経営のお店なら思ったその時から改革に着手できる。冒頭述べたように変革の荒波にもまれる時代に一体どちらが有利な勝負が出来るのだろうか?ホリエモンさんがおっしゃるように舵の修正が細かく、小回りの利く中小零細こそが僕はこれからの日本の生命線だし、それには他店には無い技術、アイデア、これらが詰まっているお店がきっと細いかもしれないが、長く地域に愛されるのではないか?

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