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最後の詰めの打ち合わせです。今回のこのモデルは
セルロイド6mm生地1枚(注1)と鼻パッド。以上でパーツ点数はお終いです。
壊れる箇所が少ない一方、壊れたらジ・エンドという紙一重の作品です。
そしてこれは6カーブのサングラスなのですが、勿論度付きも対応出来ます。
このテンプルの厚みの加減、これがこのサングラスの肝なのですが、
それこそ紙1枚分の厚さで掛け心地が変わるのです。それを詰めに行ってきます。
そこは「適当に」とは言えないこだわりの部分なのです。見え心地にこだわるブランドコンセプト、そこに良質な掛け心地、セルロイドの耐久性。そしてシリコンの肌に体する優しさと滑り止め効果。全てがかみ合えば絶大な効果が生じることでしょう。
それは皆さん自身がご判断下さい。
この、1店舗でオリジナル商品を作るという方法は、
在庫が増えるリスクの方が僕は大きいと思っています。
そんなに簡単に儲かるはずもありません。なのに、そんなリスクを背負ってまで、何故?その答えは僕の自己満と軽く言える筈はありません。
またそれ以外の理由も見当たりません。
でも成功すれば、これからの規模を追求しない専門店の一つのビジネスモデルと
なる可能性も有ることでしょう。今それに成功しているのはOBJさん位しか
僕は名前があがりません。そのOBJさんと引き合いには出しましたが、
まだ弊店はとてもじゃないがまだそのレベルには達していません。
でもそれにチャレンジする事に意味とやりがいを僕は感じます。答えはまだ出ません。
ですが、どうか皆さんも、のび太を見守るドラえもんのように優しく見守ってくださいまし。
(注1)~現在一番厚い生地で12mmまで有りますが僕がチョイスしたのは6mmは
軽さと強度のバランスを作りやすい厚みです。4mmでは僕が強度が欲しいと思う箇所の強度が出ないのです。8mmはサングラスであればそこまでの厚みというよりは
軽くしたいし、レンズの厚みの心配もそれ程しなくてよいのです。
なので6mmが僕はいいと思うのです。
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