次論公論

 
05
 
このまま超円高の状態が続けば

かつてない空洞化進む。とSankeibizが報じた。

円高になれば輸出企業の利益は目減りし経営を苦しくさせる。ここまでは分かるし既に海外に生産拠点を構えている自動車等の大企業は生産拠点をその場の為替の状況に応じて生産量の調整が可能だ。だが生産拠点海外に構える訳でも無い中小企業はどうなのか?そこはしっかりケアする必要がある。つまり今救いの手を差し伸べるべきは生産拠点を海外につくれない規模の企業であり、トヨタ等の大企業ではない事がここでも伺いしれる。

するとこんなニュースが入ってくる。

トヨタ、中国でHV生産再開へ 部品も現地生産、販売テコ入れ

このように円に一点張りではない企業レベルになれば円高がリスクである事には変わりないが、リスク回避の手も先手をうって準備をしているとみて良かろう。

僕は海外に生産拠点を持ちたいと思う企業は皮肉ではなくどうぞ出ていけばいいと思う。一方表題の通りモノづくりを忘れてしまった場合の良い反面教師としてアメリカの存在がある。金融工学とかよく分からん理論を駆使してレバレッジを利かせる金融商品で一時の富は生み出せる。だがそれはあくまでも実態の無いバブルである。もしもそれが泡のように中身が無ければいずれは弾けると僕は言ってきた。そしてバブルが弾ければ巡り巡って戦争で、その戦争で儲ける輩が居る。意図的に戦争を起こしている国がアメリカであり、その政治の後ろ盾となっている軍産複合体が敢えてバブルから不況の流れを作り出す事さえ可能になっている。だからこその身の丈の経済なのだ。

生産拠点を海外に持ち、それにより為替リスクを回避する事そのものは大企業であれば当然の手だと僕もおもう。一方、規模で勝負せずに技術で勝負していればナンバーワンではなくオンリーワンである。そういった技術を持てば円が上がればその分海外で値上げをしても、それでも欲しいと取引先は言うだろう。価格決定の主導権を握れるという事だ。僕が言っているのはその独自のノウハウを各企業が持てば、規模は大きく出来ないかもしれなが、それでもしっかりと自分の立ち位置を確保できるであろうと思っている。

日本で生産した物が海外で売れなくなったら?

僕らはどうやって生活するか?

心配無用だと思う。国内の内需を刺激する政策で日本というマーケットは立派にやっていけるだろう。逆にこの円高が長期に渡ればそれを活かして積極的に海外から輸入も出来るし、企業であればM&Aも選択肢の一つだろう。

今回の様な急激な為替相場の変動に対するリスクヘッジは企業としても考えるべきだが、いずれにしても海外の安価な人件費をあてにする企業としての選択は一過性のものであると認めざるを得ないのだ。

僕ら日本人は独特な価値観があり、その価値観を活かした商品は世界中の様々な分野でオンリーワンとなるだろう。人それぞれが自らの個性とは?と考え直す時代に入ってきているという事だ。

少なくとも僕はアメリカの様にはなりたくない。

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