次論公論

 
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昨日は朝からいつものスッキリではなく、何となくごちゃんねるのモーニングバードを見ていた。すると羽鳥さんが渋谷で街頭インタビューをしていた。今年一年を一文字で表したら?というお題目で取材をされていたのだが、そこでは突拍子もない漢字が次から次へと出てくる。

流石にコメンテーターの皆さんはしっかり熟慮されて今年の大震災を踏まえ

「災」

等を今年の一文字におしていた。

僕は自身はどうだったかな?と思い浮かべてみる、すると最初に浮かんだのは

「幸」

という一文字だった。だが確かに僕はどんな過去よりも今が充実していて楽しく、そして幸せを感じているのだが、それでも世界中が恐慌一歩前でしかも国内では東日本大震災という未曽有の自然災害に襲われた。そんなご時世にまさか幸福の幸は無いだろう。と自分で自分を戒めた。もしかしたら僕の頭のネジが一本抜けているのかもしれない。

僕の頭はともかく次に浮かんだのは

「危」

という文字だった。文字通り危ないという意味だが、それから連想するのは危機管理という言葉だった。今世界や国家、そして個人に至るまでリスクをどうやって回避し、大難を小難に抑えるか、ここに多くの国や組織が力を注いでいる。だがこのリスクという奴が実は曲者で、今後襲ってくるであろう金融恐慌に対して大きなリスクを抱えているのは実は超のつかない富裕層だったりする。そして僕は立派な貧乏人だと思っているがその僕の様な資産を運用するまでもないタイプにとっては自分の資産をどうやって守ろうか?等と考える必要もなくただ日々のお店の業務を懸命にこなしていくしか選択肢が無い。つまり思考がシンプルで済むという事だ。

そんな僕だが市場が荒らされマーケット収縮していく中でどうやって事業の存続を計るかとは当然考える。事業継続の危機を感じているのだ。そこで僕はPC用メガネの普及を考え、PCを長時間扱う全ての方々はPC作業時にグラフィックを考慮しなければカラーレンズで、そしてグラフィックに携わっている方々でも極力度付のメガネで焦点距離をモニターを見やすい距離に合わせ、そして黒目を動かす筋肉の仕事量も過度になれば大きなストレス要因と考えプリズムを入れる事まで提案してきた。実際にグラシアスの顧客は既にその提案を耳タコ話のように聞いているのだからその対策を導入済みである事が多い。

まとめると

カラー+プリズム+焦点距離の適正化

この三点セットでPC作業時のストレスや疲労感の軽減、更に集中力が維持できる時間が伸びる等の効果もあると訴えてきた。またPCの普及率増と緑内障の有病者数にはグラフで見れば明らかに相関関係が有り、僕に言わせればPC作業が緑内障の全てではないにしても大きな一因として考えられると本ブログで報告してきた。国民の眼の健康に危機が迫っていると感じているのだ。そして僕は大手製薬会社にその僕の可能性を伝え

「御社の目薬と併用してメガネ使用で緑内障を防ぐ効果が無いかどうか治験をさせてくれないか?」

と大手製薬会社の担当に言った事がある。だがその担当者は事もなげにこう言い放った。

「いえ、緑内障が無くなっては困りますから、興味ありません。」

こういったのだ。その回答に僕は驚き、そして現実を垣間見てため息を漏らした。緑内障の有病者数が減るという事は1製薬会社に留まらず地球の人類全ての利益だと僕は思う。だがそれをいち製薬会社にとっては不利益であると言ってのける事に現代の病巣を見た気がしたのだ。お金は便利なものだ。お金があれば大概の物は買える。だが一番大切なのはお金で買えない物だと僕は思う。だがこのようなケースではお金(利権)が改革の邪魔をしているのだ。大坂で橋下市長が今戦っているのもまさにこのお金の分配方法と闘っている事になる。それをしなければ市の財政危機になり結局市民に迷惑がかかるからだ。

また

製薬会社に限らず一般的な会社であっても新商品を発売するか否かの判断は当然売れる商品かどうかという事が一番の判断基準になる。だが売れる=利益拡大を目指す限り増々マーケットは売れる商材に開発のボリュームも当然多く割かれる。だがそれで全ての人のニーズが満たせると僕は到底思えない。そんな商業主義の弊害も僕は言ってきた。

メガネ業界で言えばHOYAが国内工場を縮小しタイの向上に製造拠点を集約させた。これでコストカットし競争力をつけうようという企業の戦略だ。だが今回はそのあおりをもろに受けてHOYAの関係者は相当に苦しい思いをしている事だろう。僕のお店も遠近両用レンズの8割はHOYA製のレンズが専有しているしHOYAのプリズムの作成範囲を5Dまで広く設定している姿勢は僕にとっても利益で共感していた。だが誰よりお客様がその恩恵を受けていた。このHOYAの経営陣が展開した集中してスケールメリットを活かし新興国の安価な人件費を使い企業としての競争力を付けるという戦略が間違いだったとは思わない。思わないのだが、今後もグローバリズムという旗印の下世界に展開していく際に一点張りが恐ろしい危機を招くだと各企業が反省する材料にはなる。

オリンパスはどうだったのだろう?損失を隠す行為を安直に自己保身だったと糾弾するつもりもない。上場企業であればその損失が明るみに出れば株主にも迷惑をかける。決して取締役の方々だけの首を飛ばして済む話でもない。だがその危機に対する管理体制が現代の企業会計のシステム上機能していない事が今回のオリンパスのお蔭で分かった。どうかここは改善していただきたい。

そして東電の原発についてだ、原発があそこまでコントロール出来ない危険な発電法である事を僕は知らなかった。そしてその管理運営している東電経営陣もそれは当然考えるだろう。だがその東電の背中を押すかのように経団連は未だに原発再開を訴える。僕は元々経団連という団体の主張に国益に反する発言があると感じていたが、今度ばかりはそれも我慢が出来ない。経団連さんどうか勘弁してくれよ。と嘆きたくもなる。ロボットにしても原発にしても人間の意思でオンオフがコントロール出来ないのであればそれはどんなに便利でも導入するべきではないと僕は思うのだ。

一方、今年の一文字は

「絆」

だそうだ。本当にその通りだと思う。僕は今回の震災を経験して日本人てすげえなと改めて見直した。誰か困った人がいれば手を差し伸べられる。そんな国に生まれて幸せだと思う。そんな国民同士の絆を感じたのだ。

そんな事を書いていれば今度は公務員のボーナスが7.8%カットの法案は通らずに逆に4.1%増額するという。公務員と言って一つにくくりなんでもかんでもボーナスカットというのはおかしな話だと思うが、今後の大増税時代を踏まえてまずはきれるところはきって、それから増税をお願いするのがスジだというのが僕の見解だし橋下市長は率先して自らの報酬をカットした。僕らの収める税金を血税とするのなら血を流す痛みは皆で分かち合うべきだと思う。取り易い所(庶民)から取り票を持っている大手企業には減税するなんてのはもっての外であり、官僚も含めた行財政改革無しの大増税は、ギリシャであり国家破綻が待っている。つまり官僚も血を流しなさいと僕は思う。

国家財政の危機なのだから。

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