次論公論

 
06
 
ユーストリーム

だらだらと話していたが、最後は堀江さんの熱気に押されて小沢さんも熱く語ってくれた。

互いに自由貿易論者でありながら、堀江さんは経済界、小沢さんは政治の世界の方。立場が違えば意見の相違も当然ある。

序盤は

小沢さんは官僚支配の打破を何度も訴え

堀江さんは宇宙事業に対する思いを語っていた。

これがすれ違いの大きな原因だったが、互いの想いを紹介するという茂木さんの主旨からすればそれで良いのかもしれないが、見ている側からすれば少々退屈だった感は否めない。

結局日本を改造するには?

という大仰なタイトルに関する見解の一致は見られなかった。

堀江さんはまずは経済の再生、

小沢さんは再分配の仕組みの構築。

それぞれの立場で力説されていた。

ちなみにいつまでもマクロについて語っても答えが出ない堂々巡りだったので

僕はディテールに関して次論を展開したい。

堀江さんはグローバル化の中で所得の低い国々の所得に日本が近づくのは致し方無い。と仰っていたが、それは単純作業や記憶力に頼った仕事に関してはその通りだろう。

だからこれからの時代は自分だけにしか出来ない仕事をすれば良い。単純作業は他国に任せ僕らは各々が自身のスキルを上げる為に切磋琢磨すれば良い、これが経済人としての僕の考え、

一方、僕が政治家だったら、例えば眼鏡業界を例に挙げれば工作機械の最新型は一定の期間他国へ輸出を禁じる。この様にすれば日本の優位性を保ちながら国益を維持できる。工作機械メーカーは大打撃を受ける。だが日本の製造業には大きな恩恵が受けられる。つまり製造業全体では収益を上げやすい構造になり、税収増となろう。その税収から、工作機械メーカーを助成金等で下支えすれば良い。例として適切かどうか分からないが、アメリカは日本に最新の戦闘機は輸出しない。日本とアメリカが戦争になってアメリカが負けてしまうと困るからだ。同盟国であってもこうなのだから、日本は国策として技術立国として日本の製造業を守るという観点があるのなら、これくらいはやっても良いと思うのだ。少なくとも中国の眼鏡工場には最新型の日本製の工作機械が並ぶという。一方日本の眼鏡メーカーで最新型を有している工場を僕は数社しかしらない。大がかりな設備投資が出来ないから、職人芸に頼らざるをえない現実がある事をどうか皆さんには知って頂きたい。

堀江さんは国家そのものの存在を否定するかの様なご発言もあったが、僕のブログの最初の記事は愛国心に関して始まっている。

それを見れば分かるように、この二人には意見の相違があり、僕は国という単位は今後も必要だと思っているし、僕らがいくらラブアンドピースを唱えようとも表で笑って裏で銃口を突きつける国が現状は有ると思っている。

いつか戦争の無い世界を僕だってホリエモンさんの様に夢を見るが、現状世界はそこまで成熟していないというのが冷静な見方ではなかろうか?

またこんな一幕もあった。堀江さんは正論ですが、と小沢さんの意見を揶揄したが、大人が綺麗ごとや正論を言わなくなった現状が日本という国家をおかしくしていると思う。

小沢さんにも裏の顔があるだろう。だが公の場では大人のしてのたしなみとして正論を堂々と主張する。そんなぶれない姿勢を国民に見せる必要が公人である政治家には求められていると僕も思うのだ。

堀江さんは国家権力に嵌められたのだから、愛国心なんてちゃんちゃらおかしいのかもしれないが、国は愛せずとも郷土は愛せないだろうか?そして生まれた地を愛せずとも家族は愛せないだろうか?

家族⇒地域⇒国家⇒地球

これらは本来連綿とつながっているのだ。そして郷土愛の無い愛国心を僕はいびつだとどなたかのお言葉を拝借して本ブログでも紹介した事がある。

これからは混乱の時代である。アベノミクスのバブルもまたいつか弾けるだろう、ユーロ危機は未だにくすぶっている。そんな中で僕らは国境をとっぱらえというよりもまずは国体を維持する事すら懸命にならざるを得ない時代が眼と鼻の先に迫っていると少なくとも僕は思う。そんな動乱の時代をどう生き抜くか?それを僕ら一人一人が考える必要があるのだ。

繰り返すが単純作業や記憶力に頼った仕事はいずれその職をコンピューターや新興国に奪われる。

だからこそ、自分の生きる道を模索する必要がある。そう考えると記憶力を試すかのような受験というシステムが今の世界基準からすると遅れているといえるのかもしれない。そう僕はこのお二人の対談で教育問題に言及しなかった事を残念に思った。今の日本の衰退は公教育を軽視し、教育にも格差をつけたことに大きな要因があると思っている。そして再分配の比率が改悪され、一億総中流で無くなった事に日本らしさは皆無になった。グローバリゼーションそのものを否定する気はないが、これも何度も言っているがグローバリゼーション何て物は所詮流行って廃る仕組みだと僕は思っている。その流行り廃りで日本人らしさが根こそぎ奪われるのであればそれは看過できないと僕は思う。人にも個性はある、そして国家にもその個性があってしかるべきだと思う。自分の個性を理解すれば他国の個性も理解を示せるのだ。それをグローバリゼーション等と言ってそのやり方で全て統一します。なんてやり方を僕は好まない。その最たるものがTPPであると僕は思うのだ。

家族を愛せる人材

自分の意見をハッキリ言える人材、

無から有を生み出せる人材、

そんな人材を社会に供給できる育成システムが必要だと僕は思うのだ。

そして僕は国家の改革のほんの一部かもしれないが、眼鏡屋として、そのシステムを再構築する際には、

視力だけで眼の優劣を判断している現行のABCD判定法に異を唱え、視力ではなく視機能のケアが成長過程のお子さんには大切であり、そのケアを全国民が受けられるシステムの構築を目標に据えているのだ。

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