次論公論

 
03
 
STAP細胞とは?

STAP細胞という物が巷で騒がれている。IPSでノーベル賞をとったが、それ以上に画期的な万能細胞の製造法だと言われている。

僕はこのブログでは人は自然の産物で、自然から産み落とされたからこそ、ヴァイオリズムがあり、そして常に一点にはとどまらず、眼に限らず人の体は揺らいでいると言ってきた。

それは眼に関して言えば、度数を測定する技術をいかに競って精度を上げようとしても、ある日ある時の度数を正確に測定しても、それには意味が無いという事を言っているという事だ。これではお手上げ、というのが9年間眼鏡屋さんをやってきた正直な感想だ。

では僕は今どうやって度数を決定しているのだろうか?常に揺らいでいるという事は緻密な計算式が役に立たない事も意味している訳で、既存の検査理論には限界があるのでは?というのが僕の現時点での見解だ。

そうやってお手上げ、と言いながらもお客様はいらっしゃる。そしてそのご期待に応えなくてはいけない。つまり答えの無い人の体に無理やり答えを作り出している。これが今の僕の心境を表す正確な表現になるだろう。

ただし、当てずっぽうっという訳でも勿論無い。検査は検査で一応するし、それは参考にする。だがここに推測という要素を一つ入れなければ答えに辿り着けなくなってしまっているのだ。

だが、もしもこのSTAP細胞とやらで失明した方の眼の組織が再生出来る様になったとする。その「人造」の器官には揺らぎは存在するのだろうか?そこが今の僕には興味深く、今後のご報告を注視していこうと思っている。

そもそも人が人を生み出せるのだろうか?

それを冒涜等と野暮は言うつもりはない。だが人が生命を生み出せるとしたら、人は慢心しないだろうか?

僕らは創造の神に近づいた。そんな思いが研究者に芽生えるのであれば、それでも人は謙虚でいられるのであろうか?

何でも最新科学者の中で、人は進化の過程で「自然」に生まれた進化論を否定する方が着実に増えているという記事を見た事がある。人類は、誰だか分からないが誰かの遺伝子操作で作られた可能性がある創造論を支持する方が真面目に科学をやっている方々の中に増えてきているというのだ。勿論この話は伝聞に過ぎず、ソースは?と聞かれると答えに窮する程度の話なのだが、僕らが神と崇め奉っている偉い方は、ただの宇宙人だった。そんな証明がいつかされるとするならばそれはSFおたくとしても面白い。

でもおたくでは飯は食えないのだから、眼鏡屋で日々眼鏡作りに励む事が当然僕の生業になるのだが、その僕らの体に関しての認識が180度ぐるっと切り替わる話がこのSTAP細胞の発明(発見?)なのだと思う。

技術は究極的に進歩すれば、その先に倫理観や場合によっては宗教観まで辿り着いてしまい、宗教と科学の線引きが曖昧になる。そんな未来世界を夢想したのが、僕の書いた「奇跡の星」という小説だったりするのだ。

人造と天然の狭間で未来の人類はどちらに価値を見いだすのだろう?

いかんいかん、またSFおたくの妄想癖が始まりそうだ。

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